メンタル

完璧主義が足を引っ張る。先送り癖との20年戦争と、その終わらせ方

こんにちは、ronaldoです。

今回は、「やらなきゃいけないのに、やる気が出ない」「締め切りギリギリまで放置してしまう」といった悩みに向き合ってみたいと思います。

これは、かつての私自身が何度もぶつかってきたテーマです。
何とかしたいと思いながらも、気づけば20年近く同じパターンを繰り返していました。


やらなきゃいけないのに、やれない自分

  • 仕事を先延ばしにしてしまう
  • 締め切り直前で焦って取り組む
  • なんとか終わってもヘトヘトで、次に手が回らない
  • 「もう繰り返さない」と誓ったのに、また同じことをしてしまう

これまで何度もそんな自分にがっかりしてきました。
学生時代は自分ひとりの問題でしたが、社会人になると周囲に迷惑をかけるようになります。

納期を守れないことで、上司や同僚が謝る羽目になり、自分の管理の甘さが原因だと痛感しました。
もちろん、以前よりはマシになってきたとは思います。

でも、心のどこかで「もっとスムーズにやれたら…」という思いは消えません。


解決策としての「すぐやる」

先送り癖を治す方法をいろいろ調べた結果、やっぱり一番よく出てくるのが「すぐやる」こと。

  • 思い立ったらすぐ手をつける
  • 1分でもいいから着手してみる

これだけで、心の負担がぐっと軽くなるといいます。

「また先延ばししてしまった…」という罪悪感が、脳と心に大きなストレスをかけているからです。


先送りの正体を、分解してみた

私は自分の思考パターンを冷静に分析してみました。

① 過去に囚われる

「またできなかった」「またダメだった」
こう思ったとき、頭の中では過去の失敗体験が一気に再生されます。

  • 受験のときも
  • 就活のときも
  • あのときもこのときも…

今の「できていないこと」が、過去の「できなかったことたち」を引き連れて押し寄せてきて、
「ほら、やっぱり自分はダメなんだ」と、自己否定のスパイラルに陥るんです。

② 無期限で「あとでやる」

「今じゃない、あとでやろう」と考えるクセ。

でも未来にもキャパはあります。積み上がった「あとで」が3つも4つも重なると、
気持ちを切り替えるのが大変で、やる前から億劫になります。

結局、「やっと終わった…」という徒労感だけが残り、また次の先送りを生み出す。
この連鎖がどんどん心の負担を増やしていきます。


なぜこうなるのか?根本の原因を考えてみた

ある日、少し頭がクリアな時間に、紙に思考を書き出してみたところ、
「あ、これかもしれない」と思える3つの原因に気づきました。

1. 理想のルーティンを完璧にこなそうとしている

  • 読書は1日30分、筋トレは15分、朝活は6時開始…
  • 10分しかできなかったら「今日はダメだった」と自分に×(バツ)をつける

この「完璧主義」が、行動のハードルを上げていたのです。

2. 計画通りに進めるのが正しい、という思い込み

  • 時間に一切のゆとりを持たない、ギチギチのスケジュール
  • 1つでも崩れると、その後全部がズレてしまう

なのに、計画を見直す柔軟さがなく、「できなかった」ことだけに目が向いてしまう。

3. やること優先で、時間を柔軟に扱えていない

  • 1つの作業が数分伸びるだけで、その後の予定がすべて押してしまう
  • 短縮版や簡易版のプランがない

つまり、「すべてこなして初めて合格」という自分ルールに縛られていたのです。


結論:理想が高すぎた

目標に向かって努力すること自体は素晴らしい。
ただ、今の自分がこなせないほどの高い理想を掲げすぎていた。

だからこそ、次のような小さな意識の変化が必要だと気づきました。


明日からできる小さな工夫

  • 読書ができていないなら、1ページだけ読む
  • 日記が書けないなら、1行だけ書いてみる
  • ToDoがたまっているなら、1つだけ「1分だけ」着手してみる

この「できたこと」に○(マル)をつけてあげる。

自分に対して「今日はちょっとでもできたね」と言ってあげる。

こうした小さな積み上げが、いつか「やれる自分」につながっていきます。


最後に:自分にやさしく、でも確実に積み上げる

目標を持ちつつも、今日できたことに目を向ける。
そして、できなかったことよりも、「できた小さな一歩」を自分で評価してあげる。

完璧じゃなくても、積み上げは前に進みます。

そんな考え方を、これからもこのブログでは共有していきます。

「意識高いだけおじさん」ではなく、「積み上げ兄さん」になれるように。
一緒に、日々を少しずつよくしていきましょう。

ABOUT ME
ronaldo9(ロナウド)
宮城県出身。1986年生まれ 転職で2019年より東京在住。 東京に来て初めての一人暮らし。 マーケ系という仕事柄による長時間勤務、不慣れな土地環境ですぐに体調を崩して寝込む。(疲れによる発熱?) 朦朧とする意識の中 「これは生活改善をしていかないと、いつかもっとひどい病気になる」と思い、Life Hackに凝りだす。 凝りをこじらせ、実践して良かったこと、しなくてよかったことをブログとして配信。モットーは「習慣が人を変える」 属性は餃子懸垂サウナサーフィンおじさん